【関関同立】マスコミ志望の就活生へ|内定するためにやっておくべきこと・学歴の壁はあるのか?体験談

関関同立からマスコミに入るには何をすべきか、どういったガクチカであれば戦えるのかについて、実際にテレビ局や新聞社、出版を受けた視点からお話しします。
①関関同立からマスコミにいけるのか?
結論:行けますがかなり限られた人のみ。
マスコミの影響力がSNSなどによって下がってるとはいえ、人気のあるマスコミ業界。(テレビ局や新聞社、ラジオ局出版社など)表向きは華やかな世界であるが故にノリで受けてみる人たちが多いのも事実、また純粋にこの業界は人気の割に募集人数が少ないこと・そもそもマスコミの数が少ないため、倍率が異常に高いです。
30人程度募集していても技術職採用も一定数いるため、文系でその枠を全国で取り合うのは本当に難しい・・・。
・テレビ局の倍率
就活キャリアのデータによると、NHKは2019卒で内定者384人、就職倍率約26倍、日本テレビは27人、就職倍率約370倍、テレビ朝日も21人、就職倍率約476倍、TBSは35人、就職倍率約285倍というデータがあります。
②マスコミ業界の選考スケジュールと特徴
・テレビ局
→本選考のES締め切りが12月下旬から1月下旬が多いです。
※通常の日系企業はこの時期まだ冬インターンのESの提出段階です。
インターンの面接段階と本選考が被るというのはかなり早いスケジュール感であることがわかります。
・NHKのみ別枠
→NHKは規定通りにスタートするため、就活解禁からのスタートになります。
・出版社
→2月にES解禁、4月には締め切ることが多いです。
私は早期選考かつ本選考で初めて2次面接まで行った企業が出版社でしたが、やはり実戦の経験が浅く、とても緊張したことを覚えています。
参考:外資就活 マスコミ就活の全貌と今やるべきこと
・新聞社
→差が激しいのですが、1月解禁、4月ごろが締め切りのことが多いです。記者職に関しては、優秀な人の囲い込みを目的としてインターンシップからそれぞれのイベントで評価されていると聞いたことがあります。マスコミの中では少しゆっくりめのスタートになります。地方紙になると日系企業の中でもゆっくりめなことがあるため、マスコミラストチャンスかもしれません。
③筆記・エントリーシートの傾向
→出版社は「好きな作品とその理由について」、テレビ局は「企画の立案」、新聞社は「時事問題と作文」を課せられることが多かったです。
営業職で受ける際もこの辺りは聞かれていたため、会社としてこの辺りを重視しているのだと思います。
テレビ局の物に関しては、その場で質疑応答があり、自分の予想外の質問が出てくるとあたふたしてしまいました・・。就活塾などに行っている人はこの辺りもしっかり対策するのだろうと思います。本気で受けるのであれば高いですが通うのもありかもしれません・・。
出版社についてもなかなか作品について詳しく聞かれることがあるため、しっかり話せるようにしておくのが大事です。
時事問題と作文については、作文は記者職の人は新聞社主催のセミナーに参加することをお勧めします。時事問題については私はこの本「新聞ダイジェスト」(年度は違いますが)を勉強していました。(PR)

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④ESで書いていたこと
私は入っていたサークル(委員会)で渉外(営業)担当だったため、その時のことをメインに書いていました。また、本や新聞は昔から読んでいたため、素直に好きな本や新聞についても書いていました。
集団面接のところもあり、ガクチカが強い人が多すぎて圧倒されました。
⑤周りの人のガクチカレベル
・早慶×体育会系×趣味で〇〇一位
・難関国公立×長期インターンシップ
レベルで言うとこのレベルの人が多かったです。
学歴も高く、ガクチカのみでみてもレベル高く、個人的には趣味のレベルが高い人が多かったです。何それ!?と聞いていてこちらがなるような人が多かったです。
・関関同立×平凡なアルバイトでは難しいのが現実
正直なところ、このレベルに受かるには、関関同立×アルバイトでは戦えないと思いました。売り子の経験でギリギリ戦えるかなあ・・くらいだと思います。
売り子の経験についてはこちらで詳しく書いています。
関関同立でマスコミを目指す人に
狭き門で、ユニークな経験を持った高学歴で清潔感の溢れる人たちがライバルになります。可能な限り早く、ESを作成し、多くの面接に参加し、可能な限り多くの社会人にアドバイスをもらって特訓してください!就活塾なども検討するのもアリかと思います。マスコミ就活は例外が多く、少し大変でした・・・。
就活の記事を他にも書いていますのでぜひ参考にしていただければ嬉しいです!