【HPVは男性が原因?】それでも女子が子宮頸がんワクチンを打つ理由とキャッチアップ接種の体験談

20代女子、子宮頚がんワクチンについて、メリットやデメリットをとても考え抜いた上で打ってきました。実際に私がどう考えて子宮頚がんのワクチンを打つことにしたのか、また、実際に打ってみた感想、またそもそも何で女子が打つのだろうという自分の気持ちについても話していきます。
※かなり調べた上で執筆していますが、医療従事者ではありませんので理解が間違っていることもあるかと思います。同世代の女子がどう考えたのか参考までに聞くスタンスで読んでいただけるとありがたいです!
(友達同士でも話しやすい話題ではないですよね・・笑)
子宮頚がんとは
・子宮の頸部に発生するがん
・日本では毎年1万人が子宮頚がんに
・三千人が毎年亡くなっている
・発症のピークは30代から40代がピーク
・30代までに年間約1000人もの女性が子宮を失い妊娠ができなくなる
⇨一生子供ができないこと、命を落とす人が多くいることが今回受ける決め手になりました。
子宮頚がんの原因は?
・HPVウイルスによるもの
・性的な接触により性別問わず感染するウイルス
⇨公費での接種は女性のみですが、男性も感染し、それを原因とするがんにかかることがあるようです。
・性的な接触の経験がある女性の大半が一生に一度は感染するようなウイルス
・子宮頸部に感染し、多くの場合は自然に治癒するが、10%ほどの確率で治癒せず、その後子宮頸部異形成を経て子宮頚がんに。
・子宮頚がんワクチンとは
・HPVウイルスへの感染を予防することで子宮頚がんを防ぐもの
・子宮頚がんの原因の50%から70%を防げる
・海外では接種率が80%を超えている国もあるが、日本では
ワクチン接種後に様々な症状が出現したという報道がなされ、接種の推奨が一時的に差し控える事態に。
⇨私は今23歳ですが、この印象が強く、当時の自分はそれが本当なのかなど調べることもせず危険なものとして避けていました。
⇨推奨を控えたため、この期間に推奨年齢を過ぎた世代が現在公費でキャッチアップ接種が受けられるようになっています。
2022年4月1日から開始され、2025年3月31日までに1回以上接種した女性は、2026年3月31日まで公費で残りの接種を受けることが可能です。
※自費で受けると約9万円ほど
子宮頚がんワクチンの接種推奨年齢
・小学6年生から高校1年生(自治体によって異なる)
⇨これを超えてしまったからといっても控える理由にはなりません。
45歳までの年齢層には効果が確認されています。
子宮頸がんワクチンは性的交渉の経験がない場合にしか効果がないのか
これが中々理解されていないこともあり、20歳前後の娘に親が中々勧められないといったこともあると思います。娘の性事情なんて知りたくもないだろうし、仮に経験がない人にしか打つことができないものだとすると勧めて無理だからと言われるのもなんとも親としては複雑な気持ちだろうと思います。
私の親も当初勘違いしていて、私からは強く言えないけど、もし間に合うなら・・と言われたことがあります。
ただ、実際は経験があっても打つ価値はあるようです。
子宮頚がんワクチンの効果に関して
・性的交渉の経験がない場合
⇨ワクチンの効果が期待できる
・性的交渉の経験がある場合
⇨ワクチンの効果が期待できる
※今までHPVワクチンで予防できるウイルスにかかっていない場合、効果は十分に期待できる。
何となく、経験が一度でもあると受けても効果がないように認識されがちですが、
調べたところ経験があってもワクチンを接種することはかなりの意味があるようです。
もちろん、経験がなければ確実に感染していないため、その状態でワクチンを接種した方が確実ではありますが(そのためこの推奨年齢なんだと思います。)、予防できるウイルスにその段階でかかっていない場合、効果は十分にあるとのこと。
キャッチアップ接種で子宮頚がんワクチンを受けることを決めた理由
・何も知らずに怖いイメージがあり、副作用で今の段階で難病にかかってしまうのはすごく嫌だという気持ちがありましたが、冷静に考えた際にワクチンの副反応の確率と子宮頚がんにかかる確率、ワクチンを打てば防げる確率を知り、確率が高い方にかけたというのが純粋な考えです。
また、キャッチアップ接種の期限も迫っており、9万円国が払ってくれるほどのワクチンなのだといった安心感もありました。
もちろん、副反応はゼロではないので自分自身で考えて決めることをお勧めします。
打ってみた感想
・筋肉注射なので痛かったです・・。ただ私は特に副反応などはなく、元気に過ごせています⭕️注射後30分間は院内で待機して急変しないか確認があるので、少し安心できました。
HPVワクチンは男性が打つこともできるらしい
・私はポインティさんの動画で男性も接種できることを知ったのですが、
男性がワクチンを打つことで自身のかかりうる病気や、パートナーを感染から
守ることができるとのことです。
※男性は公費で受けることができないため、私費で払うしかありませんが、パートナーを自分が原因で子宮頚がんにかからせてしまうことを考えると、安心するための料金としては払う価値があるのではないかと思います。
まとめ
⇨45歳以下の女性であれば性交渉の経験あるなしに関わらず、子宮頚がんワクチンを摂取することで効果が期待できる。男性もワクチン接種が可能であり、自費にはなるがパートナーを守るためにも接種が推奨できる。
他にも社会人あるあるや悩みをブログに書いていますのでぜひ読んでくれると嬉しいです。
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参考にしたサイト
以下のサイトを参考にしています。
・日本産科婦人科学会「子宮頚がんはどのような病気でしょうか」
https://www.jsog.or.jp/citizen/5713
・厚生労働省「HPVワクチンについて知ってください 子宮頸がん予防の最前線」
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou_kouhou/kouhou_shuppan/magazine/202205_00001.html
・ミラザ新宿つるかめクリニック 「公費で打てなかった子宮頚癌ワクチンを大人になってから打ってもいいの?」
https://mirrazatsurukamekai.jp/blog/20210528.html
・みんハピ!みんなで知ろうHPV 「HPVワクチン(子宮頸がんなどの予防ワクチン)
https://www.know-vpd.jp/children/va_c_cancer.htm
・厚生労働省 パンフレット「子宮頸がん予防ワクチンの接種を受ける皆さまへ(有効性とリスク)」
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou28/pdf/leaflet_h25_6_01.pdf
・池袋マイケア ヒルズタワークリニック 「HPVの感染経路は性行為?原因・症状・検査について」
https://ikebukuro.mycare.or.jp/venereal-disease/hpv
・東京都 HP 保険医療局 「HPVワクチンの男性への接種について」
https://www.hokeniryo.metro.tokyo.lg.jp/kansen/info/hpv/hpvdansei